アルゴリズムとデータ構造(けんちょん本)2.6
章末問題2.6
のグラフとその下側に作った長方形の面積を考える。
赤い長方形の面積は左から順に,
となっている(縦横の比率がおかしいのは目をつぶる)。
である。
ここで,
であるから,赤い長方形の面積の和<を得る。
以上のことから,であることがわかった。
おまけ
上記の図では,の下側の長方形の面積の和(不足和,Lower Sum)と積分値を比較したが,逆にグラフの上側にはみでるように長方形を作って,その長方形の和(過剰和, Upper Sum)を考えることで,上から抑えることもできる。下からも上からも評価できるので,結果としてがわかる。